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【おすすめ観光列車】JR四国「ものがたり列車」シリーズ網羅! 食事・車窓・魅力を紹介、チケット・食事券の購入方法も

女子鉄
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JR四国の人気観光列車シリーズ「ものがたり列車」・・・

  • 伊予灘ものがたり
  • 四国まんなか千年ものがたり
  • 志国土佐 時代の夜明けのものがたり

をすべて乗車した私が、それぞれの列車の魅力を始め、「車窓の景色」「車内風景」「列車旅の途中で立ち寄るスポット」「旅最大のイベント食事」また、どうやってチケットを予約したのか…などを整理しました!

JR四国の「ものがたり列車」シリーズのチケットを確保したいみなさん! 再現性ありますよ!

ハマノ
ハマノ

当ブログへお越しいただき、どうもありがとうございます!
私は、普通も普通な一般人でも実施可能な豊かなコトを、日夜、追求・探究している、昼から飲む🍷ソロ活オトナ女子👩ベネ活家✨です。

観光列車」が流行っていますよね。
JR四国の「ものがたり列車」シリーズは、人気観光列車ランキングなどにおおよそランキングされており、一定の人気があり「乗ってみたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな「ものがたり列車」シリーズですが、コロナ禍を経て旅行の自由度が戻ってきた昨今、乗車されるお客様が一気に戻ってきた感があります。
以前より、この「ものがたり列車」シリーズは「チケット(指定席特急券)の予約のハードル」が謳われていたと思いますが、お客様が戻ってきたとはいえ、まだまだ以前よりはチケットの獲得はそれほど困難じゃない…かと。

実際、私の旅行では、ツアー(旅行商品)は一切利用せず、直近では週末2泊3日で一気に合計6本に乗車することに成功しましたので、その内容をもれなくシェアしていきたいと思います!

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JR四国「ものがたり列車」シリーズとは?

JR四国の12種類の観光列車(2023年6月時点)のタイトルに「・・・ものがたり」とネーミングされている列車が3種類のことです。
全国に数多ある観光列車・豪華列車の中でも、人気上位に挙がる列車ばかりなんです。

  • 一番最初のローンチされた老舗、愛媛・松山起点の『伊予灘ものがたり
  • ラグジュアリー感は一番、香川県と徳島・大歩危を往復する『四国まんなか千年ものがたり
  • コロナ禍にひっそりローンチ、高知起点に土佐くろしお鉄道特別運行もある『志国土佐 時代の夜明けのものがたり

この3種を包括して「ものがたり列車」とよく呼ばれています。
特に、公式的にどこかに謳われているわけではないようですが、「ものがたり列車」という記述でよく見かけますよね。
ちなみに、「ものがたり」はひらがな表記が「正」です。
「物語」という表記にはなっておりません。

「ものがたり列車」が人気の理由とは?

前述したように、「ものがたり列車」シリーズは総じて人気がある観光列車です。
前述したように、日本全国には「観光列車」「豪華列車」とそれに準ずる車両…グランクラスや特別車両などがたくさんあるわけですが、その中にあって、このJR四国の「ものがたり列車」シリーズは、雑誌や各種記事、SNSなどでの露出が比較的多く、かなり認知がされています。

人気の理由を完全に主観で挙げると・・・

  • 価格
  • おもてなし
  • 食事
  • 沿線(車窓)

かな、と思っています。

ひとつひとつ解説しますね。

価格

ものがたり列車」シリーズは、普通に特急券・乗車券で乗車できますので、そういう側面から見ると割安です。

観光列車の中には、旅行商品でしか購入できない列車もたくさん存在します。
クルーズトレインと呼ばれているものは、基本、旅行商品ですよね。

ものがたり列車」シリーズも、もちろん旅行商品としてかなりのプランが販売されており、実際乗車してみると旅行商品で乗車している方々が多い印象があります。
ですが、結構争奪戦の感があるもののみどりの窓口でも買える!という仕様は良心的かと。

ちなみに私は、乗車券部分をJR四国が展開するお得なきっぷを利用したりしており、このレベルの観光列車としては、実際安価で嗜ませてもらっています。
特急券・乗車券を自身で購入できるので、旅行商品に存在するプラン上での制約から解放され、また、食事も自由に組み合わせることもできるため、自力でプランニングできる旅人は、価格の魅力ある観光列車なんです。

乗車券は、お得なきっぷを連携することも可能

おもてなし

ものがたり列車」3種ともに、四国ならではおもてなし・・・お手振り・お見送り等々のレベルが圧倒的過ぎます(笑)
伊予灘ものがたり」が走行する「愛媛県」、「四国まんなか千年ものがたり」が走行する「香川県」「徳島県」、「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」が走行する「高知県」・・・と、沿線では揃いも揃って「大人の文化祭」的な出し物を繰り広げているんですよ。

この「おもてなし」は、乗車してみないと本当にレベル感を測定できないものかと。
乗車している列車の車窓で繰り広げられる「お見送り」、停車駅で下車散策した時の「おもてなしの立ち回り」は、「えっ、これ、無償でやってるの?」と思う出し物も多く、また活字では伝えきれない「あたたかさ」はその空間が産み出すもの・・・これこそプライスレスな体験だと思いますね。

ハマノ
ハマノ

この「おもてなし」に中毒性(笑)があって、また乗車してしまうというか、SNSなどでレコメンドしてしまうというか…。
この流れを受け続ける限り、継続的な人気があると思います。

食事

各「ものがたり列車」が走行する旅程(上り・下りなど)ごとに、それぞれお食事がプログラムされています。
また、そのお食事のプログラムは、沿線の名産などを使ったお料理や食器類、地元に由縁のある料理屋さんやホテル・旅館が担当する...など、繊密なバックグラウンドが伺える唯一無二のメニューなんです。

ハマノ
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グルメ列車」「レストラン列車」を謳ってフルコースなどを提供する観光列車は確かにお食事が凝っていますが、個人的には、「ものがたり列車」シリーズも「グルメ列車」「レストラン列車」と肩書きを付けてよいレベルだと思ってます!

食事が凝っている、映えている、ワンストップで地場の名産をいただける…というのは、鉄道ファンだけではなく、それ以外の観光客を吸引する力があると思いますね。

沿線

JR四国の「ものがたり列車」3種は、それぞれにエッジの効いた駅&車窓という資産があります。
もちろん、他の地域を走る観光列車も、それぞれにすばらしい沿線風景や車窓を持っているかと思うのですが、「ものがたり列車」シリーズは3種類それぞれ別々に尖った駅があり風景がある・・・というところが、なかなかうまく3本作ったな…と感じるんですね(笑)

ハマノ
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3種類すべて乗車してみると、それぞれ別々に刺さってくる沿線・車窓が登場し「どれが一番良かった!」と評価しづらいレベルなんです。。。

さらに、3種類乗車しただけでは物足りなく(汗)なり、上り・下りと両方乗車してみたい… 同じ観光列車でも違う旅程を乗車してみたい… 座席も山側・海側両方乗車してみたい… 季節を変えて乗車してみたい…と、このあたりも中毒になる要因です(笑)

全国秘境駅ランキング上位の坪尻駅に停車中の「四国まんなか千年ものがたり」
ハマノ
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さらに個人的には、「ものがたり列車」シリーズとして括られている点も、乗車・チャレンジしたくなる一端なんです(笑)
コンプリート好きな人々というのは、私も含めて、きっと一定数存在しており(笑)そういう人々に刺さる構造なんだと思います。
もし、10本あったら多すぎて「コンプリートしよう…」と考える人々は限られると思うのですが、3本で四国・4県廻れててしまう…というのが、非常にコンプリート魂に火をつける事案なのかな、と(笑)

「ものがたり列車」それぞれを解説!

それでは、「ものがたり列車」をひとつづつ整理・解説します!

『伊予灘ものがたり』

伊予灘ものがたり

2022年春に車両が2代目となって、さらに、ますます、インプレッションが高くなった感があるのが『伊予灘ものがたり』。
「全国観光列車ランキング」的な記事とか読むと一通りランクインしている「ものがたり列車」シリーズの優等生なんですね。

2代目車両になった時に「Fiore Suite(フィオーレスイート)」という1両丸ごとの個室が登場し、豪華列車レベルの仲間入りをした感もありますね。

ハマノ
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Fiore Suite(フィオーレスイート)は「一度乗車してみたい…」とは思っているのですが、なんと「2名様より」というレギュレーションとなっており、おひとりさま旅が基本の私としては、コストより連れの確保の方がハードルが高い…ということになっております(笑)

伊予灘ものがたり』の旅程は全部で4種類あり、主に土日(夏休み期間や秋の行楽シーズンなどは金土日)に1日2往復の4本が走っています。

旅程名区間特徴
大洲編松山 → 伊予大洲
(8:26→10:28)
観光列車には珍しい、早朝に松山駅を出発するモーニングトレイン
双海編伊予大洲 → 松山
(10:57→13:01)
大洲編の折り返し。チケットが取りやすいと思われる
八幡浜編松山 → 八幡浜
(13:31→15:50)
旅程が約2時間20分という「伊予灘ものがたり」最大のロングラン
道後編八幡浜 → 松山
(16:14→18:17)
終着の松山駅に18時過ぎに到着する、夕陽の中を走行する旅程
※2023年8月現在

1日2往復する「ものがたり列車」は『伊予灘ものがたり』だけで、一番最初の旅程・大洲編は、松山駅を朝8時台に出発する、という、観光列車としてはなかなかワイルドな行程となっております(笑)

『四国まんなか千年ものがたり』

四国まんなか千年ものがたり

香川県〜徳島県を往復するのが『四国まんなか千年ものがたり』。
沿線の坪尻駅大歩危・小歩危は四国屈指のキラーコンテンツであり、車窓の風景が総じて良いのはこの列車。
また、車内お食事のセットリスト、琴平駅に専用ラウンジの配置など、世界観がハイソサエティであり、贅沢感は及ばないものの『四季島』『ななつ星』に通じるところがありますね。

ハマノ
ハマノ

なのですが、他の「ものがたり列車」含めて、完全ツアー商品ではなくグリーン車特急券と乗車券で乗れるところが、実はかなり”推し”なポイントです。

四国まんなか千年ものがたり』の旅程は、多度津〜大歩危の下り・上りの2往復が、土日、無いしは金〜月など、週に2日〜4日、走行しています。

旅程名区間特徴
そらの郷紀行多度津 → 琴平 → 大歩危
(10:19 → 10:48 → 12:47)
多度津・善通寺・琴平のいずれからも乗車できる、とにかく「乗りやすい」旅程。
お食事は香川県の地元食材を使った洋食のコースで、かなりの本格派。
しあわせの郷紀行大歩危 → 琴平 → 多度津
(14:21 → 16:31 → 17:14)
折り返しの上り旅程では、阿波川口駅、讃岐財田駅でも下車散策できる。
お食事を提供する日本料理店のみなさまが沿線で壮大なお手振りを展開するなど、圧倒的に見どころが多い。

下り・上りともに多度津〜琴平間はアテンダントによるサービスが無く、お食事や物販、社内アナウンスが実施されるのは、琴平〜大歩危間です(多度津〜琴平間でも、沿線でお手振りなどがあればアナウンスが入ったりはします)。
下り・上りともに、琴平駅での乗車・下車をすることもできます。

『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』

志国土佐 時代の夜明けのものがたり

2020年7月・・・コロナ禍にひっそりとローンチした『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』は、「ものがたり列車」シリーズで一番新しい列車。
そして、この列車は、結構難読・・・「しこくとさ ときのよあけのものがたり」と読むんですが、和歌みたいですね。
後発なだけあって、コンセプト・世界観が突出してると思います。

ハマノ
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この列車は一番最新の「ものがたり列車」シリーズなわけですが、現在(2023年6月)までのほとんどをコロナ禍というタームで運用しており、正直、知名度がまだまだであることは否めないかと。
さらに、他の2列車と比較すると、坪尻駅・下灘駅クラスのエッジが効きまくっている駅が沿線に無い…というのも苦しいところではあります。

志国土佐 時代の夜明けのものがたり』は、週末土日、ないしは土〜月の週2〜3日を土讃線の高知〜窪川の往復、そして、毎年春・秋の期間・金曜日限定で土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線を走行する、高知〜奈半利往復という旅程がリリースされています。

運行形態旅程名区間特徴
通常立志の抄高知 → 窪川坂本龍馬らが脱藩したストーリーに沿って走行する、本当に「ものがたり」列車。
ポスターにも使われている安和駅に停車。
開花の抄窪川 → 高知下り・立志の抄では停車しない、須崎駅にかなり長い時間停車。駅構内でテーマパークのパレードのような演目が繰り広げられる。
特別運行煌海(きらめき)の抄高知 → 奈半利名称通り、きらめく太平洋を眺めながら往く。行く駅行く駅で、各自治体の方々のもてなしがすごい。
雄飛(ゆうひ)の抄奈半利 → 高知陽が沈む時間帯に壮大な太平洋を見ながら往く。沿線の安芸高校の学生さんが温かいお手振りを繰り広げる。

通常の旅程も、ごめん・なはり線の旅程も、いずれも「歴史上の人物知っている人ランキング」でおそらく1位を獲得してもおかしくない坂本龍馬を絡めて「ものがたり」が組み立てられています。
特に、通常旅程の下り・高知発窪川行きは、その仕立てが巧妙だったりする列車なんです。

「ものがたり列車」のチケット(指定席特急券)確保手段

突然なのですが、私は俗に言う「10時打ち」というのが非常に苦手であり(そもそも得意な人っているんだろうか…^^;)、超絶がんばっても「とりあえず10時台にみどりの窓口に着いた!」くらいなスキルセットのため、どうしても必要に迫られた場合、可能な限りコンシェルジュを活用しています。

ハマノ
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コロナ禍以前の過去の話し・・・
私が利用しているクレジットカードのコンシェルジュに、肥薩線時代の『かわせみやませみ』の指定席特急券をオーダーしたところ「(おそらく)絶対大丈夫(予約できる)! 事前に(乗車日の1ヶ月前の10時より前)確保できる!!」と言い切り、実際、発売日の夕方には「確保できました〜、ところで、どの席にします?」と複数案を提案する程の凄腕なのですが、JR四国のこの「ものがたり列車」シリーズについては、何度オーダーしても「取れません(リレーションが無いので対応できない)」と言われてしまい、致し方なく「とりあえず10時台にみどりの窓口に着いた!」レベルで確保をしている状態なんですね。

購入は「みどりの窓口」で!

ものがたり列車」のチケット予約方法ですが、ツアー(旅行商品)でない場合は、もう「みどりの窓口で買う」の一択だと思います。

ハマノ
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はっ。
もちろん、確保できるコンシェルジュは存在すると思います。。。
私が利用しているクレジットカードのコンシェルジュは「アメックスのプラチナ」クラスでは(当然)無いので、「アメックスのプラチナ」クラスのコンシェルジュなら対応いただけるんじゃないか、と。

私が乗車したことがない列車の旅程は『伊予灘ものがたり』の八幡浜編だけなのですが、その他の旅程のすべてにおいて指定席乗車券をみどりの窓口で購入しています。

「みどりの窓口で普通に購入できるんだ…」と思われるかも知れないですが、普通に買えたことは無いですね(笑)
一概に比較ができないところではありますが、「とりあえず10時台にみどりの窓口に着いた!」レベルでは狙った列車は取れないことが多かったですorz….

10時打ちせずに確保するための考察

では、どうやって確保したのか? というと、以下のような考え方を取り入れたんですよねぇ。

  • 「おひとりさま旅」に固執することによって、運行日のわりと直近でのキャンセルを「相席」で確保に動く
  • 人気薄の「運行日(曜日)」は必ずあるので、そこを積極的に狙っていく
  • 「絶対往復乗車」という行程に拘らない

「おひとりさま旅」に固執することによって、運行日のわりと直近でのキャンセルを「相席」で確保に動く

まず、大前提は「おひとりさま旅」にすることです。
ふたり以上のグループにすると、一気に確保難度が上がってしまいますorz…

チケット販売開始後、テーブル席やペア席が一人掛け状態で予約されているケースは多々あるんです。
ツアー客の中におひとりさま参加者が居たり、添乗員やインバウンドガイドだけが一人半端にはみ出している…というケースです。
この場合、みどりの窓口ではその片方を「相席」状態で販売しています。
ツアー会社経由側で、そのエリア一帯の座席を押さえてないんですね。

ハマノ
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過去、みどりの窓口で購入する際に、JRの窓口の方の「あ、1席空いてますね…」というフレーズとともに確保できたことが何度あったことか。。。

実際、当日乗車してみると、みどりの窓口の事前告知通り(笑)1席空いた状態の「相席」になっている、という状況でした。

この手の対面席で相席になることも。

ちなみに私は、2022年12月運行の『伊予灘ものがたり』「双海編」(伊予大洲 → 松山)、2023年12月運行の『伊予灘ものがたり』「道後編」(八幡浜 → 松山)を、運行日のわりと直前に相席確保方式を使って購入しています。

ハマノ
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2023年12月の「道後編」(八幡浜 → 松山)は、運行日3日前の夕刻に購入しました。

発売日からそこまでにみどりの窓口に通うこと通算4回、週1回は通っていた計算になりますね(汗)

「相席」さえ受け入れられれば、運行日の直前のキャンセルを確保できる可能性は高いと思います。

人気薄の「運行日(曜日)」は必ずあるので、そこを積極的に狙っていく

ものがたり列車」シリーズの運行日は、基本、土日祝、及び、夏季休暇や行楽シーズンなどは、金・月などの週3〜4日運行ですが、月内で「人気の無い日」は必ずあります
そこを見極められれば、10時打ちしなくても確保できる可能性は高いんですね。

例えば、2023年4月に確保を試みた際、16(日)の『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』「開花の抄」(窪川 → 高知)は、「たくさん空いている」と言うみどりの窓口の方のコメント通り、実際に乗車しても空席がいくつか残っている状態でした。
高知駅の到着が日曜日の17:53ですから、ここからさらに移動するのに非常に制限があります。
よって、(翌日が祝日などではない)日曜日の上り「開花の抄」は確保しやすいと言えます。

しかしながら、『四国まんなか千年ものがたり』であれば、同じ日曜日の上りでも琴平駅で下車(終点が多度津駅なので途中下車する状態)にすれば16:41で終了であり、ここから岡山へ出て新幹線に乗車することもできるため、週末旅行に組み込めるんです。

よって、同じ日曜日の上りでも、条件が違うかと。

八幡浜駅の雰囲気のある待合室。伊予灘ものがたりロゴマークののれんが掲げられている。伊予灘ものがたりに乗車しなくても利用可能。

また、12月に乗車した『伊予灘ものがたり』「道後編」(八幡浜 → 松山)は、八幡浜駅の出発が16:14で松山駅到着が18:17であり、非常に乗車がしづらいタイムテーブルでした。
しかも、12月という季節は、乗車した後にすぐ陽は傾いてしまい、実際、同列車のハイライトである下灘駅は夕陽というかほぼ暗闇状態での観覧となります。
さらに、発車が八幡浜駅というのは、そもそも乗車のハードルが高く、実際私も同列車に乗車するためだけに松山駅から「特急・宇和海」に乗車し内子線経由で八幡浜駅へ行き、そこでやってくる「八幡浜編」を待ち構えている状態でした。

とりあえず、旅程に拘らず『伊予灘ものがたり』に乗車したいならば、季節関係なくこの「道後編」が比較的チケットが確保しやすいと思います。

「絶対往復乗車」という行程に拘らない

1回の現地訪問時に最大数乗車したい…と考えると、どうしても「往復乗車」をプランニングしてしまうわけですが、必ず往復乗車でチケットが確保できる、ということはかなりハードルが高いです。
故に、往復確保できないから…と諦めないのが重要で、片道しか確保できない場合は残りの片道を「特急で行く」と譲歩すれば、乗車できる確率は上がりますよね。

ハマノ
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意外かも知れないですが、この「往復乗車」というのを狙っているユーザーは多く、片道しか垣穂できない…という場合に脱落する…というケースは多い、と関係者の方から伺いました。
なんでしょうかね。。。

前述の通り、私が2022年12月のとある週末に『伊予灘ものがたり』を乗りに行った時には、「道後編」と「双海編」に乗車したのですが、この2旅程はいずれも上り・松山駅着の行程であり、それぞれの乗車駅である八幡浜駅と伊予大洲駅までは特急・宇和海でわざわざ同列車に乗車するためだけに移動しています。

もちろん、当初は往復で乗車を狙っており、第一希望は「八幡浜編」「道後編」での往復乗車でした。

しかし、『伊予灘ものがたり』での一番人気は「八幡浜編」(松山 → 八幡浜)であり、この旅程のチケットの確保は非常に難しいわけですが、どうしても当初より「道後編」に乗車したかったので、割り切って八幡浜までは特急で行くことにしたんですね。

そして、みどりの窓口で購入の際、もうひとつ確保できそうだったのが日曜日の「双海編」(伊予大洲 → 松山)であり、これも結構乗車のハードルがある行程なのですが、「道後編」では下灘駅が満喫できそうもないと事前に想定していたので、こちらも割り切って再び伊予大洲まで特急で行くことにした上で、購入したんです。

ハマノ
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いずれも”乗りに行く”というタームが発生してしまいますが、その分、八幡浜や大洲も楽しめましたし、往復乗車にこだわりすぎなくてよかったな…と思ってますね。

「ものがたり列車」の食事予約方法

ものがたり列車」シリーズは、すべての旅程でそれぞれ別のお食事がプログラムされています。
指定席特急券・乗車券とは別にお食事券を事前購入する必要がありますが、故に、購入しない = プログラムされたお食事をいただかない、という選択も可能なんです。
これが、企画会社もツアー商品になっていない、差別化ポイントですかね。

ちなみに、プログラムされたお食事とは別に、車内販売での軽食も用意されていますよ。

プログラムされたお食事は、乗車日の4日前までに事前予約購入をしておく必要があります。
当日、乗車してからオーダーすることはできません

購入場所は、JR四国のみどりの窓口やツアーデスクなどですが、これはJR四国エリアに住んでいない場合は活用できないので、tabiwaというアプリを使って購入するのが便利です。

tabiwaは、JR西日本が提供している、主に観光ナビゲーションのアプリで、お得なきっぷなどがオンラインで購入できます。
利用するためには、JR西日本の会員 WESTER ID が必要です。

どこから購入するにしても、必ず、乗車する列車、全区間の指定席グリーン特急券が購入済みであることが必要です。
tabiwaアプリから購入する場合でも座席番号を入力する欄があります。

各列車の公式サイトには、乗車券も乗車する旅程の全区間が購入済みである旨の記載がありますが、これは未購入でも大丈夫でした。

伊予灘ものがたり』『四国まんなか千年ものがたり』『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』でそれぞれ車内販売軽食のメニューがあって、旅程ごとに違っていることはありません。
志国土佐 時代の夜明けのものがたり』に至っては、ごめん・はなり線の旅程でも同じ軽食メニューとなっていました。

プログラムされたお食事は、同じものがたり列車でも旅程ごと(上り・下り)にメニューが全く違っており、両方乗車してお食事は別のものを楽しむことができます。

志国土佐 時代の夜明けのものがたりで提供されている軽食。かつおのパイだが、きちんとホットスナック。

ちなみに、プログラムされたお食事と車内販売の軽食を両方いただくことも可能ですが、これはなかなかハードなんです。

すべての旅程で、お食事・軽食が提供される時間は約2時間程度で、プログラムされたお食事はお料理が順番に提供されるフローのものもあります。

その間に停車駅で下車して散策…とかしていると、なかなか軽食までいただいている余裕がない、というのが正直な時間配分でした。
プログラムされたお食事と車内販売の軽食、いずれかを事前に決めておくのが得策ですかね。

ハマノ
ハマノ

ちなみに私は、『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』の窪川 → 高知の上りに乗車した時、プログラムされたお食事と軽食の両方をいただくことにチャレンジ。
この旅程は、プログラムされたお食事にがっつり炭水化物が付属されていなかったので、両方を完食できましたが、アルコールもいただいたり、軽食にはソフトドリンクが付属されていたり、食後のコーヒーが佐川駅で配布されたり…ととにかく忙しかったのは否めません(笑)
しかし、なかなか再び乗ることはできないので、満足は満足
同列車の軽食は事前予約ができるので、予約で確保しておけば売り切れにならずいただけますよ!

まとめ

本記事では、以下について、備忘録・解説しました。

  • JR四国の「ものがたり列車」シリーズについて
  • 3種類ある「ものがたり列車」・・・『伊予灘ものがたり』『四国まんなか千年ものがたり』『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』をそれぞれレコメンド
  • 「ものがたり列車」のチケットはどうやって確保するのか?
  • 「ものがたり列車」の食事予約方法

おそらく、この記事を読んでくださっている方の中には、これからいずれかの「ものがたり列車」に乗車しようとしている方も多いと思うのですが、特急券や食事券の購入方法など、少しでもお役に立てればい幸いです。
個人的に、特にお食事については、予約していただくことをオススメします!
お料理屋さんでいただくものとは違う、食器やメニュー、独特な空気感・・・など、他では味わうことのできない食事と体験かと思いますね。

ハマノ
ハマノ

どの「ものがたり列車」が一番良かったか?…とかのトピックも考えたのですが、これは、当然、順位付けすることはできませんでした。。。
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」の土佐くろしお鉄道の特別運行も入れて、本当に「ものがたり」はそれぞれ違っており、比べることは難しいです。。。

この記事を書いた人
浜野朝利

東京出身・在住、旅をしながら、昼から飲む🍷ソロ活オトナ女子👩ベネ活家✨

💰ポイ活歴20年超え
🪙メインはANAマイレージ、他JRE POINT、Ponta、dポイント、Vポイント(Tポイント)や、各種クレカのポイント
🚅月1回は国内旅行
🛫海外は韓国メインで渡航は30回超え、うち10回程度は日帰り

✅取り組んでいること
∟ 🚄「TRAIN SUITE 四季島」「ななつ星in九州」に乗れるまで勇往邁進する
∟ 🚃 乗り鉄
∟ 🚉 秘境駅マニア
∟ 🚆 観光列車コンプリートしたい...
∟ ✈️ 2019年SFC取得

コンテンツディレクター、エディター・ライター、プロモーター、Eコマースプロデューサー・・・マーケティング関係の仕事を20年以上しています。

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