ANA「今週のトクたびマイル」について、初心者から中級者まで使える活用術を完全解説!
- 「今週のトクたびマイル」って、どういうもの?
- 使える人って誰?
- 対象路線ってどこ?
- 間違った使い方ってある?
- そもそも、本当におトクなの?
などなど、実際に活用した実績なども踏まえてお届けします。
2023年度、リリースされたすべての路線から、最低必要マイル数・シーズンごとのリリースされる路線などの予想ロジックも展開。
今シーズンは、ただただ「どんな路線が対象になるのかなぁ〜」と待たず、予想を元に旅程を検討しましょう!

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私は、普通も普通な一般人でも実施可能な豊かなコトを、日夜、追求・探究している、昼から飲む🍷ソロ活オトナ女子👩ベネ活家✨です。
すっかり有名になったANAの「今週のトクたびマイル」。
ANAマイレージクラブ会員の方にはすっかり市民権を得ましたよね。
いつか利用したい!!
でも、対象路線がわからないから、どうやって活用すればいいんだろう・・・
という方が多いかと思います。
ところで、実は、今週のトクたびマイルはキャンペーンってご存知でしたでしょうか。
キャンペーンということは、レギュレーションが変更されることや、中止になってしまう可能性もあるんですよね。

おぉ、これは、一度は使わないと、もったいないですよ
この記事では、「今週のトクたびマイル」をよく分からない方から、使ったことあるけど対象路線のリリースがさぁ…的な中級の方まで活用できる「技」を解説していきますね。
ANA「今週のトクたびマイル」とは?

「今週のトクたびマイル」とは、ANAマイルで獲得できる特典航空券の必要マイル数が、通常の必要マイル数よりも少ないマイル数で獲得できるキャンペーンのことです。
時期&路線によっては、超絶おトクなマイル数で航空券をいただくことができちゃうんですよね。
今週のトクたびマイルでは対象期間中、対象路線の中から通常のマイル数より少ないマイルでANA国内線特典航空券がご利用いただけます。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/promotion/amc/wa_t/
おトクなキャンペーンということもあって、利用するにはそれなりの制限があるので、ひとつひとつ記載していきますね。

「今週のトクたびマイル」は、ANAのキャンペーンという位置付けです。
登場したのは2019年4月、ここまでのところ通期で開催しているので、ANAマイレージクラブにおけるひとつの機能(サービス)のようなイメージですが、そうではないんですよね。
2024年度(2024年4月〜2025年3月)も継続しているので、2025年3月までは開催されると思いますが、いつか終了する可能性もあるか…と。
条件が合えば、積極的に使ってみるのがオススメですよ!
今週のトクたびマイルを利用できる人とは?
ANAマイレージクラブ会員で、今週のトクたびマイルキャンペーンで獲得する特典航空券の必要マイル数を保有している誰でも利用することができます。
ANAマイルは、決まったルールで家族間で受け渡すことができます。
今週のトクたびマイルに利用する場合も、この家族間でのANAマイル受け渡しで利用することが可能です。
今週のトクたびマイルの特典航空券に必要なマイル数とは?
今週のトクたびマイルにリリースされる特典航空券の最低必要マイル数は3,000マイルです。
過去に、3,000マイル以下の必要マイル数がリリースされたことは無いので、今後もこの最低必要マイル数を下回ることはないでしょうね。
ANAのキャンペーンで「ANAにキュン!」というのがあり、こちらも同じく通常の必要マイル数よりも少ないマイル数(減額マイル)で特典航空券が獲得できる企画が展開されることがあります。

ちなみに、ANAにキュン!キャンペーンでは、最低必要マイル数2,900マイルでリリースされたことがあるですよね。
しかし! 2023年度(2023年4月〜2024年3月)では、2,900マイルでの減額マイル特典航空券企画は一度もありませんでした。
航空会社のマイルも含めたポイ活界では昨今改悪の嵐…であることを鑑みると、今後、2,900マイル特典航空券の可能性は低いと考えています。
今週のトクたびマイルの対象路線とは?
今週のトクたびマイルの対象路線は、国内線のみになります。
国際線のトクたびマイルはありません。
また、キャンペーン価格となる対象路線は全路線ではなく、毎週「ここだよ〜」と発表になるフローです。
今週のトクたびマイルはキャンペーンのスケジュールがある
今週のトクたびマイルは、「今週」と謳っているだけあって利用スケジュールが決まっています。
このスケジュールのレギュレーションは、特典航空券を利用するのに大きく関わってくるので必須で覚えた方がいいですね。

「今週のトクたびマイル」予想ロジック
ここまでの説明を踏まえて、今週のトクたびマイルの予想ロジックを解説していきます。

あくまで個人の予想なので、そのあたりはなにとぞご承知置きを。。。
まずは、シーズン&通常時の特典航空券必要マイル数の定義を見てください。
この通常時の特典航空券必要マイル数より、一定の減額でリリースされるのが今週のトクたびマイルです。
2024年度(2024年4月〜2025年3月)のシーズンの定義はANAから明確に発表されているので、例えば、
通常時の特典航空券必要マイル数
羽田⇄石垣
5/1 11,500マイル
9/1 10,000マイル
12/1 8,500マイル
と決まっていて、ここから一定のマイル数が減額される…というが、今週のトクたびマイルの方程式です。
例えば、羽田⇄石垣路線は、通常時の国内線特典航空券で一番必要マイルが多い路線なので、この路線が今週のトクたびマイルの最低必要マイル数 = 3,000マイルでリリースされることはないのです。
最低必要マイル数の予想ロジック
上記の方程式を踏まえると、路線ごとに今週のトクたびマイルにリリースされる必要マイル数は(ほぼ)判明しています。
シーズン | 2024年度 スケジュール | 通常時 必要マイル数 | 主な路線 | トクたびマイルでの 必要マイル数 |
---|---|---|---|---|
L (ローシーズン) | 4/4〜4/24 12/1〜12/25 1/9〜2/28 | |||
5,000 | 羽田⇄小松 羽田⇄伊丹 伊丹⇄福岡 新千歳⇄函館 那覇⇄宮古 | 3,000 | ||
6,000 | 羽田⇄新千歳 羽田⇄福岡 伊丹⇄新千歳 伊丹⇄鹿児島 新千歳⇄新潟 福岡⇄小松 | 3,000 | ||
7,000 | 羽田⇄那覇 伊丹⇄石垣 中部⇄宮古 新千歳⇄福岡 | 4,000 | ||
8,500 | 羽田⇄石垣 中部⇄石垣 新千歳⇄沖縄 那覇⇄仙台 | 5,500 | ||
R (レギュラー シーズン) | 5/7〜8/1 8/19〜11/30 3/1〜3/13 | |||
6,000 | 羽田⇄小松 羽田⇄伊丹 伊丹⇄福岡 新千歳⇄函館 那覇⇄宮古 | 3,000 | ||
7,500 | 羽田⇄新千歳 羽田⇄福岡 伊丹⇄新千歳 伊丹⇄鹿児島 新千歳⇄新潟 福岡⇄小松 | 4,500 | ||
9,000 | 羽田⇄那覇 伊丹⇄石垣 中部⇄宮古 新千歳⇄福岡 | 6,000 | ||
10,000 | 羽田⇄石垣 中部⇄石垣 新千歳⇄沖縄 那覇⇄仙台 | 7,000 | ||
H (ハイシーズン) | 4/25〜5/6 8/2〜8/18 12/26〜1/8 3/14〜3/31 | |||
7,500 | 羽田⇄小松 羽田⇄伊丹 伊丹⇄福岡 新千歳⇄函館 那覇⇄宮古 | 4,500 | ||
9,000 | 羽田⇄新千歳 羽田⇄福岡 伊丹⇄新千歳 伊丹⇄鹿児島 新千歳⇄新潟 福岡⇄小松 | 6,000 | ||
10,500 | 羽田⇄那覇 伊丹⇄石垣 中部⇄宮古 新千歳⇄福岡 | 7,500 | ||
11,500 | 羽田⇄石垣 中部⇄石垣 新千歳⇄沖縄 那覇⇄仙台 | 8,500 | ||
シーズン | 2024年度 スケジュール | 通常必要マイル数 | 主な路線 | トクたびマイルでの 必要マイル数 |
(ほぼ)判明している
というのは、上記の割引率になりますよ、とANAから明示されてないから…となります。
割引レートの変更があれば、トクたびマイルでの必要マイル数も変わる可能性があります。
逆効果も… 今週のとくたびマイルは「必ずおトクなのか?」問題

今週のトクたびマイルが必ずしもおトクではない…という場合があります。
これは、前述した「利用スケジュール」を鑑みると一目瞭然・・・
という、とにかく狭い利用範囲にあるんですよね。
旅行先は決まっていて、「いつ行くか?」が決まっていない場合、今週のトクたびマイルの対象路線としてリリースされるのは待つ…というには、少々リスクが大きいかと思います。
ANAでは、他にもおトクに航空券を確保したり、旅行をデザインすることができる仕組みがあるので、それを活用した方がよいケースは多いです。
ANAにキュン!キャンペーンとの比較
毎月29日の24時間だけ開催される「ANAにキュン!」キャンペーンでは、トクたびマイルよりおトクな条件で航空券を確保できる可能性があります。
ANAキュン!も、直前〜当日までキャンペーン企画はリリースされないのですが、確保できる航空券や旅行パッケージの利用幅は広いんですよね。
ANA SKY コイン(スカイコイン)との連動性
ANA SKY コイン(スカイコイン)も貯めている・活用しているANAマイラーさんは、ANAマイルを今週のトクたびマイルで特典航空券にするより、ANA SKY コイン(スカイコイン)に変換する方がおトクな場合があります。
これは、
ANA SKY コイン(スカイコイン)は、
航空券やANAの旅行商品を直接買うことができる
というフレキシブルさがあるからなんですよね。
ANA SKY コイン(スカイコイン)とは、ANAの航空券や旅行商品を購入するのに使えるオンラインのクーポン・ポイントのことです。
こちらの理由も前述通り、今週のトクたびマイルのギャンブル性にあります。
リリースを待つより、旅先が決まっているならばおトクなキャンペーンを使って航空券を購入した方がよいと思います。

ANAでは、月に1回はタイムセールなどでクーポンを発行していますし、意外とおトクに購入できますよ。
損します… 今週のトクたびマイル 失敗の使い方
今週のトクたびマイルに限らず、特典航空券でのフライトはプレミアムポイントの付与対象にはなりません。
これ、実は注意しないと、SFC獲得やダイヤモンドメンバーなどの各種「修行」に影響が出るので、事前に十分な注意が必要なんです。

私は2019年にSFC修行をしたのですが、PP単価を下げるために、保有していたANAマイルを余すことなく「修行」に使いました。
「トクたびマイルで行きたい旅先の路線が出た!」という感じで、今週のトクたびマイルを活用するより、がっつり修行をすることをオススメします。
修行は個人的には楽しいのですが、甘くないです(笑)
実録! 今週のトクたびマイル 活用術
それでは、私が実際に活用した実績も踏まえて、さらに予想に有効な情報を記載していきますね。
年イチおトクな4月の「南の」長距離路線 例)羽田⇄四国 羽田⇄九州

この期間に南の長距離路線は、1年で一番おトクだと思います。
ポイントは「南の」ですかね。。。
「北」方面でだめなの?・・・
例えば、4月の1週目あたりは北海道はまだまだ冬ですよね…故に、「南」方面と比較すると旅するにはちょっとまだ良きシーズンとは言い切れないかと。。。

私が4月第2週の週末に北海道・石狩あたりに行った時は、雪が路肩に残っていました。
日中はそんなに寒くないですが、アウター必要な旅でした。
踏まえて、なぜこの4月のローシーズン3週が、1年で一番南の長距離路線がおトクかと言うと・・・

そう、この割引率です!
割引率が50%になる路線は、
の2タイプしかないんですよね。
この4月のL(ローシーズン) 3週の期間、九州南部(宮崎市・鹿児島市など)は、平均気温が20度を超えていますので、旅行するにはとてもよいシーズン。
この時期に、年間最高割引率で航空券が確保できるのは嬉しいですよね。
なお、後者のR(レギュラーシーズン)通常時必要マイル数6,000マイル路線は、L(ローシーズン)に利用しても3,000マイルですから、年間通して最低必要マイル数の3,000マイルで取得することができます。
まとめ
本記事では、以下について、備忘録・解説しました。
- 今週のトクたびマイルについて
- 利用できる人
- 必要なマイル数
- 対象路線
- スケジュール
- 今週のトクたびマイル 最新予想ロジック
- 今週のトクたびマイルは「必ずおトクか?」「損するケース」
- 今週のトクたびマイルの実録活用術
今週のトクたびマイルはANAのキャンペーン、まずは使える時に使ってみましょう。
シーズン&路線で減額されるマイル数は(ほぼ)決定事項、リリースされる対象路線は、シーズン&4週程度の期間の間で予想できます。
ただし、行き先が決定している場合は、今週のトクたびマイルを待つより、他のキャンペーンやANA SKY コイン(スカイコイン)を利用する方が賢い選択かも知れません。
また、SFC修行をしている方は要注意!! 貯めたANAマイルを今週のトクたびマイルで利用してしまうと、プラチナステータスが遠のきます。
まずは、ANAマイルの残高を確認して、今週のトクたびマイルを活用するシミュレーションからはじめてみましょう。
そもそも、最低必要マイル数である3,000マイルがないと利用できないですからね。